これだけは避けたい不動産の買い方
とある方が15年前、衝動買いで新築の戸建てを購入しました。
共働きをしていたからかもしれませんが手持ち資金はあまり持っていませんでしたが住宅ローンの審査に通って、とんとん拍子に新築物件を購入することができました。
買おうと思ったきっかけは、その当時アパート住まいをしていたので、持ち家に住んでいた友人が賃貸に住み続けるのだったら家を購入した方が得だという考えからです。
賃貸だとお金を捨てているようなもの。
家を購入してローンを払い続けたとしても、ブロック1個から自分の資産になっていくと説明してくれました。
その話を聞いて、論理が通っており、納得。
その友人も友人の主人も仕事が忙しかったせいもあり、後先考えずに家を購入してしまいました。
新興住宅地に建つ4LDKです。
夫婦二人暮らしにはとても広すぎる間取りです。
それから子どもが出来るのを望んでいましたが、子どもも結局はできませんでした。
お庭が広かったので、休みにはお花を植えたりと楽しんではみたものの管理が大変というデメリットも。
唯一良かったと思えるのは、遠くに暮らす主人の両親、兄弟家族に遊びにきてもらうことができることでした。
泊まってもらうのも、充分可能でした。
バーベキューしたりと楽しむことも出来た。
購入後に問題が発生
しかし15年もすると、いたるところに、傷みもでてきてリフォームを考える状態に。
ちょうどそのころ、私が体調を崩し、街の中心地からかなり距離のある新興住宅地の戸建てに住むのに無理を感じてきていました。
子どももいなかったので、思い切って売却し、今は中心地の賃貸マンションで暮らしています。手かせ足かせがとれたようで楽な暮らしをしています。
衝動買いは絶対にやめよう
不動産を購入するときは、衝動買いは禁物です。
じっくり先の先まで考える必要があるのです。
このような例を元に、不動産を購入後に建物が痛み、修繕費(リフォーム費用)を視野に入れる必要があります。
特に日本で不動産を投資目的で購入を考えている場合、確かに資産減却のペースは低いですが、(経年する事により建物の価値が下がる事)建物自体に痛みは見られるのが実情です。
この際にリフォームの価格を考慮に入れる事が重要になってきます。
購入後のコストを計算し賢く投資
投資目的で購入を考えている方は、賃貸で借り主を見つけ賃貸収入を得るのが目的です。
年間賃料をしっかりと計算し、利回り計算を行う事もとても重要になります。
都心部の不動産価格は現在大分上昇しており、土地の価格も高額になっております。
現在の不動産価格を考慮すると借り手としても、賃貸で借りるのではなく土地付きの建物を購入する割合も高くなっております。
現在は銀行の貸し入れも低金利で借りる事ができるので、多くの方が銀行から借り入れをし、不動産の購入を行っている方も多いのです。
その点もしっかりと考慮し、投資目的で不動産を購入する際には貸し主に貸し出す賃料をしっかりと計算し、その土地柄もしっかりと見極め、どれだけの借り主を集めることが出来るか計算を行う事で不動産投資の成功の秘訣が別れてきます。